【たまたま通信】報道被害の話
さて!

他方当事者とか子どものプライバシーへの配慮が無いなどあまりにひどい記事を複数見たことがあります
nhk.or.jp/bunken/summary… 「訂正放送は放送局の自律的な義務」 最高裁が初の判断 | 調査・研究結果 - 放送研究と調査(月報)メディアフォーカス | NHK放送文化研究所 放送によって権利を侵害された人が,放送局に訂正放送を求めることができるかどうかが争われていた民事訴訟で,最高裁判所は11 www.nhk.or.jp
太田啓子さんのツイートで初めて知った「NHK生活ほっとモーニング事件裁判」。
連ツイをたどっていただければわかりますが、「結婚21年目に妻から突然離婚してほしいと言われた」という夫の言い分を一方的に取り上げたNHKの放送(1996年6月)について、妻が損害賠償を求めて提訴。高裁、最高裁で妻への名誉毀損やプライバシーの侵害が認められたと。
妻側の代理人弁護士によれば、夫は番組が妻側にも言い分を聞くなら出ないと言い、NHKはその条件を呑んだそうな。なんだそりゃ。
夫が顔出しで語ったことから知人に知られ、妻は知人たちから「冷酷でエゴイズムにかたまった女性」といった非難の手紙も寄せられるようになったそうで…。ひどいね。
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夫婦、カップルが別れた後の話って、それぞれから聞く話がまったく違うことってありますよね…。私も彼氏側が「太ったからフラれました(笑)」って話で同情されていたのに、彼女側に聞いたら「同棲中、彼は全然家事をやってくれなくて……(絶望)」だったってことがあります。
友人知人に一方的な話を流布されるだけでもキツいのに、全国ネットで晒されましたら、そりゃ訴えるだろう。
それからもう一つ、数年前に聞いたある話を思い出しました。
私は2015年に、痴漢について書いたことから性暴力の取材を始めたのですが、取材を始めてすぐの頃に、あるシングルファザーの男性(Aさん)から連絡をもらいました。