たまたまな日々・アンちゃんの食事のことなど
4月16日/家で仕事する、猫と
小川たまか
2024.04.17
読者限定
仕事はぼちぼち。
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4月16日
アンちゃんは調子がいい日は朝、私の枕元まで来てじっと座っている。おはようさんと言っているようにも見えるし、朝のよしよしなでなでを待っているようにも見える。
冬の間は私の足元で、掛け布団の中で丸まって寝ていたももちゃんが、最近は枕の横で、何もかけずに寝ている。ももちゃんの初夏はこんなふう。
ももアンは親子だけど仲良くはないので、私と私の枕を挟んでいつも右と左にいる。
ももちゃんは「母性」みたいなものをまったく感じさせない猫で、そこが結構好きなのだが、たまーにアンちゃんの匂いを後ろからそっと嗅いでいることがある。アンちゃんは自分からはももちゃんには近づかない。シャーされるから。アンちゃん不憫だなと思うこともあるが、アンちゃんはアンちゃんで、人間に抱っこされればそれで良さそうである。