たまたまな日々・フェミトークのことなど
暑くなってまいりました。
昨日5月18日は大山崎 COFFEE ROASTERSさんでフェミトーク!の3回目でした。楽しかったよ!
どんなことを話したかをチラッと紹介すると……。
(1)この日の朝に放送されてたサンジャポがちょっとひどかったよ! 中居正広側の代理人弁護士が性暴力についてWHOの定義を使ったのはおかしいとか、一般の人は「性暴力」と聞いて暴力や強制を用いたものを想像するからって反論をしたのに対して、スタジオは言葉を選びつつも中居側に寄り添う雰囲気。
男性弁護士や司会の爆笑問題・太田が「わざわざWHOの定義を用いたのは日本の意識が海外レベルに達していないから、マスコミもこれまでちゃんと扱ってこなかったから啓蒙のためも込めて、というのもあってだと思うんですけど、そのために中居氏個人だけをスケープゴートにするのは」(※)みたいなことを言っていて、中居様側への共感力MAXだった。太田は「中居にも人権があるのでね」などと言っていた。出たよ……、ちょっとでも虐げられた側のターンになりそうになると、途端に加害者の人権の話になるやつ……。
私が見た限り、スタジオ内には男性弁護士が2人、ウェブメディアの男性編集長が1人、男性芸人1人、杉村太蔵1人、デーブ・スペクター1人、それと司会の爆笑問題がそれぞれコメントしていたのだが、誰ひとりとして内閣府の性暴力の定義や、現在は「不同意性交等罪」であることを発言していなかった。
男性編集長(イシケン氏)は頑張って話の流れを変えようとはしていたのだが、スタジオの雰囲気に気圧されたのか「強制性交等罪に至る議論の中で……」と言っていて、たぶん不同意性交等罪って言葉が咄嗟に出てこなかったんじゃないかと。不同意性交って言葉でこの問題はかなり説明できるのに残念。若い女性ゲストが2人座っていたが、彼女たちに話が振られることはありませんでした。女性アナウンサーも進行の担当のみ。ひゃあ〜。
店主の中村佳太さん(フェミトーク!の進行役)によれば、その前の枠のサンデーモーニングでは膳場キャスターたちがガッツリちゃんと指摘していたようなのですが、なんだかなあ。私は10代の頃、爆笑問題・太田のファンだったんですよね。悲しいよ。
(※)発言内容は要約しています。