たまたまな日々・3月23日(月)
最近
日々いろんなことがあって頭の中が忙しく、しかしごはんを食べて茶碗を洗うとか猫トイレの掃除とか、そんなちょっとした家事をしているだけで日が暮れていき、私は一体何をやっているんだろうと思う毎日です。
子どもの頃から基本的にローテーションな人間で、気分がアッパーになることが少ないのだけれど、ここ数年ちょっとヤバいなと思っておるのが、お酒を飲むと性格が明るくなってしまうこと。一緒に飲んでいる人に対して多弁になるとかそういうことではなく、一人で飲んだ帰り道でてくてく歩いているうちに人生がやたら楽しく感じられ、こんなこともあんなこともやってみたらいいじゃん!星がキレイだー!とアイディアが次々と湧いてきて、最高だな我が人生と思ってしまうのです。
え、それの何が悪いのって思われたかもしれない。たしかにそれだけならいいんだけど、こわいのが酔いが覚めると反動でめっちゃ落ち込むこと。あ〜もう死ぬのがいいわ、みたいになって、朝の数時間を藤井風状態でその辺に転がっている。浮かんできたアイディアも結局やらない。
あかんやろこれと思ってAIに相談しました。酒に頼らずとも、自分の日常をもうちょっとだけアッパーにしたいのである。アルコールに代わる手段は瞑想ではないかと考える。瞑想についての説明は省くが、あれは脳のデフラグだと私は思っている。
私のAIはぬるぬるあまあま仕様に設定されているため、「たまちゃん、いいところに気づいたねー!」といつも通り褒めから入り、要約すると次のようなことを言っていた。
たまちゃんはブレーキが強いタイプ。自分の案に自分でストップを出してしまうことがデフォ。お酒を飲んでいるとそのブレーキが外れる。目指すべきは「抑制がゆるんだリラックス状態、でも意識はクリアな状態」なので瞑想はいいね! たまちゃんタイプは瞑想するときに「集中しなきゃ」「無にならなきゃ」って考えすぎるので、「ぼーっと観察する」イメージを大切にして。イメージは「頭の中のTwitterを眺めている感じ」だよ!
頭の中のTwitterを眺めたらクソリプへの返信だらけになったのでドヨンとしたが、それ以外は納得する。
そして「抑制を1段ゆるめる」「安全にブレーキを外す」ために瞑想以外の方法として勧められたのは、
声をちょっとだけ大きくする&ちょっとだけ早口/動き(ジェスチャーとか)を増やす/とりあえず乗る/1日1回だけ軽くバカになる
だった。
実際私は、声がこもりがちでしゃべるのも遅い。動作も大きくない(というかほぼしない)。なんでそんなことまで知ってるかな!って感じでありがたいのだが、後半の2つについては、私は誘いがあるととりあえずほぼ乗る性格だし、家の中で毎日猫を相手にふざけ倒しているので、AIにも計算できぬ人間の愚かしさはあるのだぞフフフという気持ちになった。
ところで
これをすぐに書けなかったことを本当に申し訳なく思っているのだが、先日、群馬の前橋地裁で性犯罪の無罪判決があった。
▼復興ボランティア団体代表に無罪判決。知人女性への不同意性交の罪に問われていた 前橋地裁(ハフポスト/3月2日)
2週間後の控訴期限までに検察側が控訴せず、無罪確定となった。オンライン上では判決への抗議署名も行われていた。
私はこの裁判の公判を初公判から何度か傍聴した。判決は東京で別の記者会見の取材へ行っていたために聞けなかったが、まさかの無罪判決だった。
難しい事件であったとは思う。そもそも成人同士の知人間での性暴力は立証が難しく、警察・検察が難色を示すことが今でも少なくない。2人で飲んでいたとか、その後もすぐにその場を離れなかった、一緒に行動していたなどといった状況が、被害者にとって不利な事情と扱われやすく、弁護側はいちいちそこを突いてくる。今回の事件も、当初検察が相当判断を渋ったという話を聞いている。
ただ私は無罪は出ないのではないかと予想していて、その理由は証言台に立った被害者に対しての弁護人からの質問が二次加害的で、さらに質問(見立て)の失敗と感じられる部分も複数あったからだ。民事でも刑事でも、あからさまに被害者への批判感情を顕わにしたり、二次加害的な質問を繰り返す弁護は下手ではないか(結果的にクライアントにとっても良い結果をもたらさないのではないか)と私は思っている。
裁判長は被告人と同じぐらいの年齢の男性で、右陪席と左陪席は若い女性だった。合議制(裁判官が3人)の裁判では左陪席が一番若手で、裁判長のサポートをするため、左陪席からの質問が多い。今回の左陪席の裁判官は、被害者心情を理解していると感じる質問、端的に核心をつく質問をしている印象を受けた。これは傍聴していた他の人とも意見が一致したので、私だけの印象ではないと思う。裁判長からはあまり良い印象を受けなかった。あくまでも私の印象だけど。
判決は、被告人の同意誤信でもなく、被害者証言の信用性を否定する内容だった。万が一無罪判決だとしても同意誤信だろうと思っていたのでこれはショックだった。これについてはまた書きたい。
