たまたまな日々・こわい夢の話、など
4月15日/仕事は溜まる、春は眠い
小川たまか
2024.04.16
読者限定
仕事をして猫病院へ行って買い物をして読書。
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4月15日
久しぶりにこわい夢を見た。私はたまに見るこわい夢のパターンがあって、これが本当にリアルで目が覚めるとホッとする。1年に1〜2回ほどの頻度で、犯罪を犯してしまう夢を見ることがあるのである。
その都度シチュエーションや、自分が何者なのかはさまざまなのだが、夢の中での焦りと後悔の混じった気持ちが大変リアルで、私は前世でもしかして警察に追われたことがあるのではないかと思ったりする。今回はなぜか富裕層の若い女性になっていて、現実にはいない妹がいた。「警察に事情を聞かれたら、こう言って誤魔化そう」みたいなことまで考えていた。
起きると心底ホッとする。良かった、罪を犯していなかった、という安堵はなんとも言えないものがあり、こわい夢は嫌なんだけど、安堵からスタートする朝は悪くないので不思議なものである。一説には、悪夢というのは「これが夢で良かった!」「現実の方が良いじゃん」と思うために脳が見せているのだそうで、そうであるなら悪夢も悪いわけじゃないなと思う。