たまたまな日々・11月6日のこと
にゃー。
先日、トランプが大統領になった日に誕生日を迎えました。今後も44歳の誕生日にトランプが大統領になったことを何度も思い出す気がする。大統領選ってこの時期だから、ヒラリーが負けたのは何日だったんだっけ?と調べたところ、2016年は11月8日〜9日が開票日だったみたいです。
11月6日当日は、ジムの体験でプールで泳いでだいぶ気分が良かったんだけど、その前後でポリタスTVを聴いていたらもうトランプ当選のニュースが出るだいぶ前からお通夜の雰囲気で、いたたまれない気持ちになった。今回の選挙は「男対女」の構図があり、トランプは女性嫌悪を自分の支持者を増やすのに利用したという分析に納得してしまうところがあった。その後の「お前の体、俺の選択」のニュースとかに言葉がない。日本だと百田尚樹の「30歳超えたら子宮摘出」発言には一応批判が集まっているけれども、この人の言い方が極端に過激なだけで、ゆるふわな言い方でこういうことを言ってきた人はこれまでもいると思うんですよね……。私はどちらかというとゆるふわな言い方の方が怖い。スルーされてしっとりと浸透してしまうことがあるから。あの政治家とか、あの政治家とか、本音では百田尚樹と同じこと考えているだろ?とたやすく想像できる。「MY BODY MY CHOICE」のスローガンは他国より大きく響かない日本。それだけに、バックラッシュも水面下で、わかりづらい形で行われやすいように感じる。それが怖い。
あと、大統領選にしても日本の衆院選にしても、負けた側(負けたように見える側)を責める雰囲気が強すぎてなんなのだろうと思う。負けたらいくらでも叩いても良いみたいな風潮、こんなの子どもに見せていいのだろうか。前はもうちょっと、お互いの健闘を讃えあうみたいなことを一応表向きだけでもやってなかったっけ? 特に大統領選。
日本ではあれだけ自民党が大敗したのに、すぐに「こんなに追い風があったのになぜ立憲民主党は議席を伸ばせなかったのか(政権交代が叶わなかったのか)」「国民民主党が議席を伸ばせたのはなぜか」ばかりをメディアも話し始めて、自民が議席を減らしたことへの反省が全然目につかない。立憲が負けた側みたいになってる。裏金発覚した与党よりも追及する野党をメディアや有権者があげつらってるのどう考えてもおかしい。
誕生日から数日後の飲み会で出会った方が、「不都合な選挙結果が出た際に不正選挙だと言いたがる人はトランプ支持者(共和党支持者)に圧倒的に多いというデータが出ている」って話をしていて、なんとなくそうなんじゃないかとは思っていたけれど、データで出ているのが驚きだった。いつまでも「お高くとまってるリベラルが悪い」って話をしてる場合じゃないと思う。
これは、自分たちの候補が勝ったから、なのはもちろんだけど、民主党支持者の棒は少ししか落ちていない。
どちらが「現実」に生きているか明白