たまたまな日々・6月5日(金)
ももちゃんもこたつもかぎしっぽ。
猫のしっぽが真っ直ぐではなく、先端が曲がっているのを「かぎしっぽ」と言うのですが、うちはももちゃんもこたつもそう。かぎしっぽはその曲がり方にそれぞれ個性があり、ももちゃんはねずみ花火みたいにくるっと巻かれているし、こたつは後ろを指さす形で直角に曲がっている。白猫と黒猫が100匹ずついても、しっぽの形だけで探し出すことができそう。
かぎしっぽは幸運を引っ掛けて運んでくる、などと言われているのですが、そう言ってくれるのはありがたいけれども、私はこれを建前では信じているが、本音では信じていない。
というのも、黒猫も言われるのです。幸運を運んでくるって。私は思う。黒猫というのはその昔、「魔女」と結びつけて嫌われる存在で迫害されていた。その歴史があるので今ではアメリカでは「黒猫感謝の日(8月17日)」があり、イギリスでは「全国黒猫の日(10月27日)」がある。黒猫へのごめんなさい、なのだと思う。
黒猫が幸運を運んでくるっていう迷信も、かつての偏見へのごめんなさい、的に作られたものなのじゃないかと思ってる。
かぎしっぽはたとえようもなくかわいいけれど、最初はやっぱりストレートなしっぽの方が王道という感覚を人間が持っていたからこそ、後付けで作られた迷信なんだろなあって思ってる。
こんなふうに思う私の心こそがかぎのように折れ曲がっているでしょうか。そうかもしれない。
でも建前では信じてるよ。幸運を運んでくるって。

かぎしっぽ