たまたまレビュー#51 影響を受けた映画って?
今日はなんとなく、私が影響を受けた映画について書いてみたいと思います。
『キル・ビル』『血と骨』『ゆれる』『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』などなどの話が出てくるよ。
まず、やっぱ10代〜20代前半の頃に見た映画というのは今でも心に残ってます。頭空っぽの方が夢詰め込めるからなのでしょうね。
当時心から好きだった映画は『さらば、わが愛』(陳凱歌/1993年)、『りんご』(サミラ・マフマルバフ/1997年)、『キル・ビル』(タランティーノ/2003年)、『萌の朱雀』(河瀬直美/1997年)。
河瀬直美監督はその後の作品があんまりピンと来ないのだけど、10代で『萌の朱雀』を見たときに、人の感情を言葉を使わずに映像で表現するのはこういうことなのかという衝撃がすごかったんですよね。10代の尾野真千子を河瀬直美がスカウトして主演に抜擢した映画でもある。
▼『萌の朱雀』予告編
『国宝』の李相日監督が影響を受けたという『さらば、わが愛』については先日の日記で、イラン映画の『りんご』については先週のレビューで触れたので、あとは『キル・ビル』について。私は海外の人が撮るへんてこ日本が大好物で……。ユマ・サーマンが日本語で「切りたい、ネズミが、いるから」って言うところとか大好き。
「ゴーゴーだね? ウワサが、ヒトリ歩き、しているみたいだね」とか。棒読みなんだけど、なぜか世界観にマッチしていて、これはこれでアリなんよ。ゴーゴーというのは栗山千明が演じた殺し屋女子高生GOGO夕張。栗山千明は『バトル・ロワイヤル』の出演シーンを見たタランティーノがオファーしたのだそうだが、『バトル・ロワイヤル』では爽やかな役柄なんですよね。怖いサイコパスを演じたのは柴咲コウで(←柴咲コウもめっちゃいい)。