たまたまな日々・8月14日(金)

昨日読んだnoteや記事
小川たまか 2026.08.14
読者限定

 関東方面のみなさん、雨大丈夫でしたか?

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 それにしても本当に例年に比べて涼しいですね。夏の電気代、イヤだなこわいな〜って思ってたのでうれしい。

 今年に入ってから一度も美容院へ行っていません。もうこうなったら今年は最後まで行かず、12月に新年に向けての気合を入れるために行こうって思ってる。白髪はね、あるよ。

 今月末に海外へ行く予定があり、その前にまつげパーマとネイルをして気分をアゲたいな……って思ってたんですが、最近の売り上げを鑑みて、まつげは「まつげくるん」っていう家電を買いました。パナソニック、1000円ぐらい。不器用なのでこういうものを使いこなす自信はまったくないんですけれども、もしもこれでまつパ代(1回5〜6000円)が節約できたら小躍りする。ネイル(フット&ハンド)も自宅ケアですませることにしました。こういう時期も必要である。忍耐。

 でも、家計のどこを削れるかね??って考えるのも、案外楽しいっちゃ楽しい。節約はゲームである!

昨日読んだnote

 激烈な三宅香帆批判を読んだ。

▼自覚せざる大審問官としての三宅香帆

 過激やな!と思って、その続きも読んだ。

▼三宅香帆の配布する「文学サプリ」は必要ない

 三宅香帆さんといえば、去年のNHK紅白歌合戦に審査員として出演していた批評家。紅白の審査員に文化人枠はあると言えど、作家や脚本家の方が多い印象で、批評家ってきっと珍しいですよね。ってことは大層売れている人なんだと思った。とはいえ私は、『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(新書大賞2025/集英社新書)も読んでいません、不勉強ですみません。

 三宅香帆を読んでいないので、この批評の妥当性に言及する権利はないのだが、本筋とは別のところで「それえええ」と思った。だから、一部引用したい。

(引用)

 ある時、小林秀雄の「ランボオ1」を読んだ。ごく短い文章で、小林が学生の時に書いたものだ。私は読み終えて、全く意味がわからなかった。しかし(ああ、これは何かわからないが、凄い)と感じた。    

 その時から私は小林が読めるようになった。わからなかった意味もするすると飲み込めるようになった。もちろん、全てを理解できたわけではない。ただ小林が一体「何」を追っているかが、はっきりとわかった。    

 私は一年くらい小林秀雄ばかり読んでいた。私は小林の影響を受けているし、文章も影響を受けていると思う。私は小林が好きで読み過ぎてしまったので、どこからどこまでが私が考えた事なのか、小林が言った事なのか、わからなくなった。    

 言ってみればそれは食べたものが消化され私の肉体の一部となったので、今更それを分離しろと言われても無理だ、というような事だ。

(略)

 私はただ、私を小林秀雄に向かって開いていく必要を感じていただけだ。小林が私に自分を開く必要などない。私が相手に向かって自分を開かなければならない。

(引用終わり)

 わかるわかる。わかりる〜。あと、ちょっと「ロックンロールは鳴り止まないっ」(神聖かまってちゃん)の歌詞を思い出した。

 わかるわかると言っておきながらなんですが、ここで語られているのは「わからないものをわからないままに読む」ことの重要性である。わからないと思っていながら読み進めていると、いつの間にか自分の血肉となっている、というお話。コスパ、タイパの時代である現代では、すぐにわかることが重要視されるので、パッと読みでわからないものは切り捨てられてしまう。だから版元は、食べやすく切ったものや、やわらかくて誰でも食べられるものを提供しようとする。そんなんじゃ、自分の歯で食べられなくなりますよと。

 私は常々、小説を読んで「登場人物に共感できなかったからつまらなかった」という感想を書く人が意味不明だなと思っている。わからないまま読むんだよ。未知と遭遇しろよ。そうしているうちに何かが以前と違ってくるんだよ、の気持ち。

 目先の利益に走ってジャンクフードを量産していたらジャンクフードが一番おいしいと信じる人ばかりになる。結局は出版全体が弱体化すると思います。

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