たまたまレビュー#57 川口春奈主演映画『ママがもう…』

リベラル&フェミニストが見た方がいいかもと思った理由
小川たまか 2026.10.25
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 映画『ママがもうこの世界にいなくても 私の命の日記』は実話をもとにした川口春奈の主演映画で、いわゆる「余命わずか」モノだ。

 こう言ったらなんだけれども、タイトルと内容からすれば映画好きが率先して見に行くような映画ではないと思う。若い層向けのデートムービーかな、という印象が強く、特にミニシアター系とかドキュメンタリーを見る人が、わざわざ映画館で見ようと思わないのでは。

 私もまったくの射程外だったのだけれど、予定外に映画館に足を向けた理由は、社会派なタイプの相互フォロワーさんが絶賛していたから。

 この方が投稿していた内容によれば、山戸結希監督の技術が、この映画をただの商業映画にしていないのだという。

 私は山戸監督をこれまで知らなかったのだけれど、調べてみると、1989年生まれ、気鋭の監督のようだ。これまでインディーズで評価されたり、中森明夫に「ジャン=リュック・ゴダールに近い」と評されたりしているのがわかる。

 そんなこと聞いたらちょっと気になる……期待しないで見に行った映画が面白いと掘り出し物を見つけた気持ちになるしね……、ということで、見てきました。

 結論から言うと、私はこれを今の左翼&リベラルもしくはフェミニストこそ見るべき映画なんじゃないかと思いました。一体どういうことなのか、書いていきたいと思います。

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