たまたまレビュー#8『ナワリヌイ』

たまたまレビューでは、書籍・漫画・映画・ドラマなどのレビューを思ったままに書いていきたいと思います。大体週末の午後に更新します。

『ナワリヌイ』（ダニエル・ロアー監督）

▼予告編

　ロシアの弁護士で、10年以上にわたって政権批判活動を行ってきたナワリヌイ・アレクセイは2020年8月20日、モスクワへ向かう旅客機の中で意識不明となる。妻・ユリアらの訴えにより、ドイツへ移送された後、ドイツの医師らがナワリヌイが毒を盛られた証拠を発見したと発表する。

　9月に入って意識を回復したナワリヌイはその後、調査報道機関「べリングキャット」のクリスト・グローゼフらと共に毒殺の真犯人を突き止め、12月に公表する。2021年1月17日にナワリヌイがロシアに帰国し、収監されるまでをカメラは追う。第95回アカデミー賞（2023年発表）長編ドキュメンタリー賞。