たまたまな日々・9月16日(水)

猫エッセイ/ドリス・レッシング/気になった記事/今日のキャッツ
小川たまか 2026.09.16
読者限定

 両生類との共存。

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 いつもならとっくにエアコンを切っている時期なのですが、今年はまだちょいちょいつけている。理由はUZU(ウーパールーパー)です。

 ウーパールーパーに適した水温は15度〜20度と言われています。20〜25度でも許容範囲なのではあるが、やや注意が必要らしい。エアコンを止めると水温が上がっちゃうんですよね。水槽のためのファン(ミニ扇風機)も買ったのだが、ファンだけだと水温が下がりづらい。ここ数日は特に日中の気温が30度以上になることもあったので、エアコンを入れていました。

 水槽用のクーラーも購入を検討したが、数千円で買えるファンと違ってクーラーは高い。とりあえず今年の秋はファンで乗り切ろうと思っています。成長に合わせて、半年以内には水槽もビッグサイズに買い替える予定。

猫好きにおすすめできない猫エッセイ

Particularly cat!

Particularly cat!

 『なんといったって猫』(ドリス・レッシング/訳・深町眞理子)を読みました。タイトルからわかる通り猫のことばっか書いているエッセイですが、猫好きは注意が必要。

 原題は「Particularly cat」で1967年に書かれています。日本版は1980年刊行。

 なんといったって1960年代。さらに本の中では著者(1919年生まれ)の子ども時代の回想もあり、その時代はやっぱり猫の権利や健康と福祉の状況は今と全然違ったわけで……。もうかなりかわいそうで残酷な描写が冒頭からだいぶ続くのは事実。ただ、これを読むとやっぱり猫の避妊・去勢って現代においては必要なものなんだわ……と思わずにはいられません。繁殖能力が高すぎるのね。

 メインは著者が執筆当時に飼っていた2匹の雌猫について。名前もついているのだが、ほとんどずっと「灰色猫」「黒猫」と呼び続けているのが面白い。ノーベル賞作家なので当然ではあるけれども、猫に対する観察力&洞察力が際立っていて、同じ家で過ごす獣を淡々とみちみちと描写している。

 猫は自立した共同生活者であるという視点が徹底していて、彼女たちをシビアに観察する。猫たちは高慢とかわがままとか「人の喝采を受けようとしている」とか言われまくっているのだが、しかし著者が2匹を深く愛していることも同時に伝わってくる。関心がないとこんなに観察できないよね。自分の心情(猫への愛)を最小限に抑え、対象の行動をひたすら書き続けるところが参考になった。ちなみに本書には、著者がどういう仕事をしているかといったことはほとんど書かれていない。

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