たまたまな日々・オープンレターの話とか

　引き続き原稿を書いた日。

　朝起きて散歩で5000歩ほど歩き、シャワーを浴びて仕事開始。原稿を書く日は基本、原稿を書く以外何も起こりません。

　が！

　9月27日には、こんなニュースがありましたね。

　良かった！

　オープンレター訴訟というのは、歴史学者の呉座勇一氏がX（当時はツイッター）の鍵アカウントの中で、英文学者の北村紗衣さん（saebou先生 @Cristoforou）さんらに対して心ない投稿を行い、しかも相互フォローの複数人で面白おかしく茶化していたことが始まりです。

　このようなことが行われていると北村さんに伝えた人がいたらしく、発覚。その後の経緯は↓こんな感じです。

　140文字以内でざっくり書くと↑こういう感じですが、細かく書くと呉座さんが決定していたNHK大河（鎌倉殿の13人）の時代考証を降板になったり、呉座さんの所属先だった国際日本文化研究センターがホームページに謝罪文を掲載したり、結構な大ごとでした。それが2021年の4月頃。

　さらに、日文研（大学共同利用機関法人人間文化研究機構内）が呉座さんに対して決定していたテニュア資格の付与を取り消したことから、呉座さんが2021年11月に地位確認訴訟を提起した、ということもありました。

↓こちらは今年の8月に和解していたみたい。

　で、ネット上では呉座さんに対してテニュア取り消しが行われたりしたのはキャンセルカルチャーであり、オープンレターのせいだー！！っていう声が2021年秋頃に高まり、2022年2月に、呉座さんが吉峯耕平🍊弁護士を代理人にして、オープンレター側に謝罪や100万円の損害賠償請求を書類で通知したと。

　ちなみに北村さんはオープンレターの差出人の一人ですが、呉座さんはこの時すでに北村さんと和解していたため、この損害賠償請求の中に入っていません。ややこしいね。

　また、誤解されがちですが、呉座さん（with吉峯B🍊）から最初にオープンレターに対して損害賠償を求めて訴訟が提起されたわけではなく、書類での通知でした。

　オープンレター側からしてみたら、話し合いも何もなく、いきなり100万円と謝罪を書類で要求されたから、債務不存在確認訴訟を起こした、という感じ。これを聞いたとき、訴訟提起とかじゃなくって、いきなり書面で100万円要求されるとかあるんだ……とびっくりポンしました。

　↓オープンレター差出人のひとり、小林えみさんの投稿

　ですよね……。

　ちょっと時間がないので今日はここまでにしますが、昨年4月に書いたYahoo！ニュースエキスパートの有料記事を途中まで無料公開にしましたので興味のある人は読んでみてね。

　面白かったら数カ月でも有料登録してもらえたら、とっても喜びます。

もっちゃんかわいい！かわいいもっちゃん！と写真を撮っていると、